法改正

no image

法改正

【不法行為等により生じた債権を受働債権とする相殺の禁止】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第509条)

互いの債務を相殺して消滅させるという方法がありました。(民法505条)この債務というのは損害賠償請求でも良いので、借金をしている人が損害賠償請求を行い、債務を相殺するということもできてしまうわけです。 ...

法改正

【相殺の要件等】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第505条)

今回は、「相殺」という考え方を紹介していきます。AさんがBさんに200万円貸していて、BさんはAさんに50万円貸している。不思議な状態ですが、そんな互いに貸し合っている場合があったとします。そうした場 ...

no image

法改正

【弁済による代位の効果】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第501条)

501条では、「弁済による代位」(499条)を実際に効力を持たせるためのルールを定めたものです。弁済による代位というのは、本来の債務者に代わって弁済した第三者が、元の債務者に求償権を持つということでし ...

法改正

【弁済による代位の要件】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第499条)

お金の貸し借りは私たちにとって必要なものですが同時に、様々な問題を生み出しています。そういった問題を解決するルールが民法です。今回は、例えば息子の借金を親(保証人でも連帯保証人でもない)が、代わりに返 ...

no image

法改正

【第三者の弁済】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第474条)

通常、お金を借りたら、借りた人(債務者)が返済をするのは当然のことです。では、他の人が勝手に返済することはできるのでしょうか。弟が借金をこしらえててそれを兄が、弟に内緒で返済してあげるといったことは可 ...

no image

法改正

【併存的債務引受の要件及び効果】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第470条)

債権者は債権を他人に譲渡することができました。逆に、債務者の債務を別の人が肩代わりすることもできます。これを、債務引受といいます。今回は債務を引き受ける場合の要件を解説していきます。   民 ...

no image

法改正

【免責的債務引受の要件及び効果】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第472条)

債務者の債務を別の人が引き受けたり、連帯債務者を後から増やしたりすることを、債務引受と言いました。470条では、併存的債務引受といって、連帯債務者を増やす仕組みについて解説しました。472条では、債務 ...

法改正

【債権の譲渡における相殺権】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第469条)

債権というのは譲渡することができました。この譲渡を止めることはできません。しかし、めちゃくちゃな譲渡をされても困るので、様々なルールが作られていました。その中で、債務者が債権者に対して、債権を持ってお ...

法改正

【債権の譲渡の対抗要件】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第467条)

466条では一貫して債権の譲渡について解説してきました。特に、債務者の保護を目指して、債権の譲渡に債務者が反対の意思表示をする場合の規定が多数ありました。今回、467条では、債権の譲渡を債務者に対抗す ...

no image

法改正

【債権の譲渡における債務者の抗弁】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第468条)

債権の譲渡については468条で最後の条文になります。最後は債権の譲渡に対して、債務者が抗弁できる場合をまとめた条文になります。改正前と比べて大きく変わったため、今回は改正ポイントを重点的に債務者の対抗 ...

© 2024 増野行政書士国際総合事務所~茨城県龍ケ崎市