士業開業

【行政書士で開業】成功するための3つのポイントとは?

行政書士 開業 士業 成功 3つのポイント

行政書士事務所を開業するにあたってしっかりと収入を得て士業を軌道に乗せるための3つのポイントを記載します。これから開業予定の方も現状仕事の依頼がなかなか来ないという方は参考にしてみてください。

 

成功ポイント①開業準備期間を無駄にしない事

行政書士試験に合格してから免許登録までの期間というのは約1か月半~2か月ほどの時間を要します。

 

この期間は準備期間となる訳ですが、この準備期間に何を準備するかというのがとても重要になります。この期間は各書士会の審査期間で準備して提出した書類の審査が行われています。従って免許登録・発行がされなければ行政書士と名乗る事は出来ません。そのような事情から足踏みをしてしまいます。ですが実は免許が登録となったその日から士業として仕事の依頼を受けて良いとなっています。

 

登録のあった日から仕事を受ける事が出来るとしても当然仕事の依頼が来るはずがありません。開業してからいかにして「依頼に結び付けるか」というのを考え形にしていく事が重要です。

 

開業準備期間にやってはいけないこと

大抵の人が開業準備期間に行う事として挙げられるのが

 

  • なんとなく民法を見返して勉強をしてみる
  • なんとなく知り合いの士業の方に実務をどうやるか聞いてみる

 

このような事をして過ごし肝心な事をせずに免許登録日を迎えてしまいます。そして免許登録があってから動き出すのです。その行動が遅いというのではありません。その時間が「もったいない」と感じるのです。では具体的にどのような事をすれば良いのか?

 

免許登録申請期間中に行うべきこと

ここも大切なポイントになります。この時間を大切にする為にスピーディーに動きましょう。

 

自分が開業したら何を専門に行う行政書士であるのかを決める

なんとなく行政書士を開業するのではダメです。自分が何を得意とする行政書士になるか真剣に考え決めてください。何千とある行政書士が出来る業務の中から「これは」というものを選び抜いてください。ただ何となく「相続関係を行いたいな」という考えではいけません。何故なら相続は士業であればだれでも携わっています。弁護士、司法書士なども相続業務は取り扱っており特に弁護士でも相続に特化した先生が多数います。その中でも自分に依頼してもらえるようにならなければなりません。

 

開業してからゆっくりと専門分野を決めることが出来るのは資金に余裕がある人や融資を受ける準備をしている人などはそれでよいかもしれませんが、そのように過ごすことはお勧めしません。免許登録期間中は自分が専門としたい分野を徹底的に調べどのように実務を行っていくかのオペレーションを構築する準備期間にしてください。

 

専門分野を決めたら徹底的に調べる

行政書士試験の勉強において各分野に割り当てた勉強時間を思い返してください。プロというのはその分野において専門的に300時間勉強すればなれると言われています。資格取得のために費やす時間が無くなったのですからその時間を全てあなたが専門としたい分野について勉強する時間に充ててください。仕事をしながら資格試験の勉強ができ、合格したのですからその程度の事は簡単だと思います。

 

ホームページを作成する

専門分野を決めたらホームページを同時に作成してください。ホームページ上で明記する業務内容等に関しては専門分野を決めてしまえばその分野について徹底的に詳細を作っていけば良いのです。他の事は開業してから作りこんでいけば良いのです。

 

開業していないのに何故ホームページを作成するのか?

 

その理由は、ホームページというのはインターネット上の名刺のようなものです。インターネット上でホームぺ―ジを作成すれば全国の人たちの目に触れる可能性があります。ご自身が開業される事務所周辺地域の方への周知の方法としては看板を出す事・電話帳に載せる事・広告チラシを撒く事・などがありますがそれは全て周辺地域の方への周知の方法です。

 

看板を作ることで地域の方へその付近を通りかかった方の目に触れる事はありますが限定的です。広告塔は配布エリアを広げればたしかに効果はあります。しかし費用が多くかかりすぎてしまいます。しかしインターネットは費用があまり掛からないですし、全国の方の目に触れる可能性が高くのちののちの集客へ繋げることを目的として作成するのですからですから出来る限り早くホームページを作成し多数の方へ見てもらえるようにしなければなりません。

 

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あらゆるツテを使って行政書士事務所を始める事を伝える

インターネットを使って事務所開業の告知をすることと同時に、まずは自分の周囲の方への告知を始めてください。それは「行政書士の試験に合格しました」という事を伝えるのではなく、「何月何日から○○で開業します」とういう具体的な告知です。友人・親戚・親の周囲・職場・元々付き合いのある方達「全ての人」に対して出来る限り多くの方に告知してください。

 

告知の際には名刺を渡さなければなりませんので名刺を作成してください。士業は免許登録しなければ資「士」を名乗ってはいけないのは知っていると思いますが、名刺の肩書には「行政書士免許申請中」としておいて下さい。その名刺を例えば500枚刷ったなら全て配布してください。渡すときに「今度開業したら名刺は新たに作成するのでその時またご挨拶に来ます」と言っておけば、次また会う機会を頂けたことになります。次に会うときは行政書士の業務が出来る時です。

 

友人や親戚などからは身近にいるので相談しやすいという事で仕事が入るケースは多々あります。例えば離婚相談や相続に関する土地不動産の相談などです。実際私もすぐに離婚に伴う財産分与等の相談や土地売買に関して相談をされました。当時は全く知識が無かったので知り合いの司法書士の先生に聞いたりしました。相談内容から法律に照らし合わせ、実務的にどのような手順を踏めば良いのかというのは当然全く分かりませんが最初はそれで良いのです。法律の相談を受けたという事実が今後の自分の糧になります。

 

成功ポイント②営業力を磨く事

行政書士を開業してホームページを作り、看板掲げていても仕事は入ってきません。では開業したら何を行うか?それは「営業」です。いままで営業などやったことが無い!という人がほとんどではないでしょうか?

 

では具体的に「営業」とは何を行えばよいのかという話です。

 

営業に行く場所について

①事務所周辺の士業事務所に挨拶に行く事。

 

まずはご自身の事務所周辺あなたの事務所が○○市であるならば、その市内にある士業の事務所は全て行ってください。税理士・弁護士・社労士・行政書士・この4つの事務所は必ず挨拶をしにいって下さい。営業などしたことが無い人は何を話していいかわからなくなってしまい名刺を渡して帰るくらいになってしまいます。そこでご自身の事務所が専門に行う分野を記載したチラシを作って持っていって下さい。チラシと名刺のセットでお渡しすると心証が良くなり、相手先にも記憶に残りやすいかと思います。

 

②専門分野を決めているならその分野に関係する会社を回る

 

例えばあなたが「相続」業務を行いたいとお考えであれば、相続を必要とする会社を連想してみてください。どうですか?どのような業種が思い浮かび上がりましたか?あなたが思い浮かんだ会社全てに営業に行ってみてください。その際もチラシと名刺のセットでお渡しすると相手企業の担当者の記憶に残る可能性があります。

 

営業トークについて

営業にいったのは良いが何を話していいかわからないという方は、まずはご自身の事務所が専門に行っていく業務内容のチラシを作成してください。チラシと言ってもイラストレーターで本格的に作ったチシではなくワードやエクセルで作った簡易的なチラシで構いません。そのチラシに沿って会話を展開していけば比較的簡単です。

 

営業力は会話術と言っても過言ではありません。

 

成功ポイント③横の繋がりは自分の力だと信じる事

ポイント2で説明した各士業への挨拶回りはとても重要です。挨拶しただけではダメです。連絡を取れる関係を構築しなければなりません。要するに仲良くなる事です。

 

相手先の士業事務所も仕事が入ってこなければ事務所を続ける事は出来ません。行政書士が事務所を訪れても適当な扱いはされません。実際行政書士の行える業務は限定的で出来ない業務が多々あります。仕事は依頼が来たが自分自身では行えないといった時に他の士業事務所に仕事を紹介するようになってきます。そのような士業間の繋がりが存在するのですから、他士業と繋がりを持つことは重要だと言えます。

 

もしあなたが依頼を受けてそれが自分が行える業務で無かった場合にどうしますか?「任せてください!」と自信を持って言えますか?それとも「私では出来ないので他の士業の方を紹介します」と言いますか?そこは自身を持って「任せてください!」と言って下さい。

 

相談をした方は不安があるから相談しているのです。そこであなたが「私にはできませんが…」と少しでもマイナスの言葉を発してしまうと相手は「なんだこの先生はできないんだ」と感じてしまいます。「他の先生を紹介します」といったところで、「あなたが出来ないなら他の先生は自分で探しますよ」となってしまします。今回はあなたが紹介した先生を利用したとしても次またあなたに相談してくることはないでしょう。直接違う先生に依頼が行ってしまいます。

 

次回何か相談があるときもあなたに頼みたい!と思って頂けるにはあなたが自信を持って「任せてください!」と言えるかどうかが鍵になります。

 

例え自分が出来ない業務でもあなたが懇意にする他の先生が出来るのであればそれは「私に任せていただければその専門の良い先生を紹介出来ますよ。だから私に任せてください!」と自信を持って言える事が出来ればその依頼者はあなたに相談してよかったと感じてくれて次の依頼もあなたに来ることになります。(100%来ると断言できます)

 

依頼する人の心理とは良い商品や良いサービスで選ぶのではありません。「良い人」で選ぶのです。

 

もっと詳しく知りたい人は個別セミナー「モチベーショナルススピーカーセミナー~年商1億円は簡単です。1億円を生む思考力を養う~」を受けてください。強い営業が出来る様になります。このように自分の繋がりを自分の力だと思えるようにならなければなりません。「自分にはできないから」と心がどこか自信なさげになって見えてはいけません。依頼者はあなたを信頼して依頼しているのですから。

 

まとめ

開業準備期間から開業して間もない間に行わなければならない3つのポイントを記載いたしました。ご自身が行う士業を軌道に乗せなければなりません。そのために開業準備期間から時間を無駄にしてなりません。目的を持って取り組んでいかないと後手を踏むことになってしまいます。しっかり時間を掛け準備していく事も大切でしょう。しかし準備していても仕事が来なければお金が尽きてしまいます。それでは事務所を開業してもなんの意味もなくなってしまいます。

 

行政書士試験を合格されて開業を考えているのであれば上記を実行してみてください。必ず結果に繋がります。また分からないことがあればお手伝いいたしますのでお問い合わせお待ちしております。

 





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