名刺はビジネスにおいて重要な役割を果たします。名刺に記載された内容から「この人は何が出来るのか?」「どのような人物なのか?」等を判断される事となります。取引のない場合新規に取引を開始するためお重要な役割を果たす名刺は作成するときその意図を持って作成する事をお勧め致します。
名刺は常に携帯する
いかなる時でも名刺は持ち歩きビジネスチャンスを逃さないようにすることが大切です。
例えば、「ご自身が休日の時の飲み会などのシーンで初めてお会いする方がいて、お酒がすすみ意気投合し仕事で関りが持てると思ったが名刺を持っておらず渡すことが出来なかった」このような場合にお酒が入り酔ってしまっていてその方が家路に着いて酔いが覚めた時に「あれあの飲み会で一緒にお話しをした人の名前は何さんと言うんだっけ?」となってしまう場合があります。
名刺1枚渡していればそのような事にはなりません。名刺を携帯していなかった事で、大きなチャンスを逃してしまう場合があるという事を認識して、名刺は常に携帯するようにしましょう。
名刺1枚渡す事で仕事が入る事がある
名刺はその人のプロフィールです。名刺の受けては受け取った名刺に記載されている情報から仕事上でどのようなメリットがあるか想像して依頼先を選びます。もし相手が仕事で困っていて助けが必要な場合に受け取った名刺をみて相談しようかどうかを決めます。
名刺に会社名・肩書・住所・電話などの簡易的な情報しか記載されていない場合、名刺の受け手はその名刺を見ても「この会社・この人は何が出来るのだっけ?」と名刺を見ても仕事内容に関する情報が無くて判断できません。
しかし名刺に事業内容や業務内容の記載があれば仕事の依頼先を探していた相手先はその名刺を見て連絡してきてくれるかもしれません。名刺1枚渡しておけば仕事に繋がる可能性は十分あります。
名刺に載せる内容
名刺に乗せる内容は主に
- 会社名
- 肩書
- 名前
- 住所
- 電話番号
- FAX番号
- 携帯番号
- メールアドレス
この情報にプラスしての載せる情報として
- 事業内容
- 主たる業務
- ホームページURL
更に心証に残る様に工夫した名刺には
- 顔写真
- 経歴/プロフィール
- カラーデザインを入れる
- キャッチコピーを入れる
名刺には上記のようなものを記載しています。
名刺は仕事に繋がる大切なツールです。だとすれば上記項目は全て載せておくのがベターです。名刺の受け取りの相手方は多数の名刺を受け取っています。その中でも相手の心証に残る工夫をした名刺にすることをお勧めします。
名刺の作成の仕方
名刺を作るには名刺作成会社に依頼するのがベターかと思いますが、どの制作会社に依頼すれば良いかのポイントがあります。
①デザイン料が安い
一度デザインを作れば以後注文するときはデザイン料は無料である事が大事です。名刺は全て配り終えたら再度作ってもらうものなのでデザイン料は安く何度でもそのデザインを使える会社であることが必須条件です。
具体的なデザイン料の目安は5,000円~15,000円です。写真を入れたい場合、近くの写真屋さんでプロフィール写真を撮影してデータ購入します。そのデータを名刺制作会社に送ればその写真データを使用してもらえることが出来る制作会社を選んでください。
また次回からの注文に関してのデザイン料は無料でなければなりません。デザインを変更する場合はもちろんお金が掛かりますが、同じデザインであれば無料のハズです。
毎回毎回金額を取ってくる制作会社は「クオリティーが良い」とか「紙の材質が良い」とかの謳い文句に引っかからないようにしましょう。紙はそこまで変わりません。値段の高い紙を使うのは議員とかで、その名刺を受け取った人がその名刺に価値を感じて大切に保管してくれるのであれば高い材質の紙を使えばよいと私は思っています。
②両面印刷カラー対応が出来る
カラー両面印刷をすると急に金額が上がる場合があります。確かに両面デザインしているわけですから金額も倍となるのかなと思いますが、金額は片面印刷の1.3倍くらいが妥当です。500枚5000円だったらカラー両面で6500円位が妥当かなと思います。(デザイン費除く)
③対応が早く注文がしやすい会社
オリジナルデザインで名刺を作成するのですから、テンプレートでは対応できません。オリジナルデザインの場合は金額が跳ね上がる場合があります。100枚デザイン費込み10000円とか写真入れると20000円とかになる会社もあります。
またオリジナルデザインにすると制作までに長い時間を要する事があります。対応が早く注文をちゃんと聞いてくれる会社を探しましょう。
まとめ
名刺を作るポイントは
1 名刺を渡す目的を考える
・自己PRの為
・仕事の依頼を受けやすくするため
・覚えてもらう為
2 上記目的を達成するために必要な情報を出来る限り詳細に入れる
3 上記目的を考えた上最小のコストで何回も注文できる制作会社を探す
以上のポイントを抑えて名刺を作りましょう。