【債権者代位権の登録・登記の請求権】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第423条の7)
423条は今回の改正でも非常に大きく、債権者代位権について扱ってきました。423条の7ではその債権者代位権を使う場合において、登録・登記の請求権の時はどのように考えるのかということを表しています。 & ...
【債権者代位権と債務者の処分の権限】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第423条の5)
423条から債権者代位権についての変更点をまとめてきました。今回も新たに新設された条文で、債権者代位権をAさんが行使した際に、債務者BさんとCさんの関係が例えば、非常に仲が良くCさんがAさんに直接では ...
【債権者代位権の直接支払い】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第423条の3)
423条の債権者代位権とは、債務者の持っている権利(被代位権利)を、債権者が代わりに行使することを認めるものでした。 この時に、債権者は債務者の代わりに債権を回収することができますが、債 ...
【債権者代位権】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第423条)
OpenClipart-Vectors / Pixabay 債務者が借りたお金を返してくれないなど、契約が履行されない時に、民法では司法の役割として強制執行という債権者の利益を守る方法がありました。債 ...
【新設・代償請求権】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第422条の2)
以前にも説明した債務の履行が不能の場合において、債権者は本来の給付を受けることはできません。しかし、債務者が債務不履行になったのと同じ理由で、なんらかの利益を得ていたらどうでしょうか。例 ...
【債務不履行②】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第415条)
お金を借りたのにも関わらず、お金を返すことができない場合、建物などを差押えされることがあります。これは、お金の貸し借りも法的な契約の1つであり、お金を返すという債務を履行する義務があるため、裁判所が強 ...
【履行不能とは?】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第412条の2)
412条の2は新しく新設された条文です。債務を履行するというのは、例えば、宝石を買ったとすると、金銭を支払って、宝石をもらう権利をもつことになります。お金は払ったが、宝石がもらえないと困ることになりま ...
【法定利率はどのように変わった?】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(404条)
Tumisu / Pixabay 私たちが、お金を借りる時、利息の支払いがある時があります。この利息を計算する時の割合は利率といいますが、今回は利率についての民法の条文になります。 特に ...
【損害賠償請求権の消滅時効とは】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(167条)
前回の第166条で、消滅時効について解説しました。今回は消滅時効の特則である、人の生命や身体の侵害による損害賠償請求権の場合について、解説していきます。 このページで分かる ...
【消滅時効はどのように変わったか】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(166条)
時効というのは、権利を主張できる期限のことです。例えば、人の土地に勝手に家を建てたとしてそのまま20年ほど住み続けたとします。その時もともとの土地所有者が20年の間に一度も何らかの手続きを取ってこない ...