増野 圭介

東洋大学経営学部経営学科卒業。大手アミューズメント関連会社に就職15年ほど勤め管理職を経験し退職。

その後行政書士試験に合格し元警視庁の父親と行政書士事務所を開業。サラリーマン時代のノウハウも活かしコンサルタント業務など幅広く業務を 行っております。

詐害行為取消請求 2020 民法改正

法改正

【債務者の受けた反対給付に関する受益者の権利】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第425条の2)

425条の2では詐害行為の取消が行われた後の、受益者の権利について書かれています。詐害行為取消請求では、債務者が自分の資産を隠したり減らしたりするために、第三者(受益者)に資産をあげてしまうようなこと ...

法改正

【許容判決の効力が及ぶ者の範囲】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第425条)

 425条では、詐害行為取消請求の裁判の結果が、誰に効力を及ぼすのかという点について書かれています。普通の民事訴訟の場合は、当事者にしか効力を及びませんが、詐害行為の取消の場合は、誰に効力が及ぶのでし ...

法改正

【債権者への支払又は引渡し】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第424条の9)

新設された詐害行為取消請求の最後の条文になります。 詐害行為取消請求では、債務者の詐害行為を取消することができました。しかし、詐害行為の取消は、あくまで債務者の責任財産を回復させることが目的なので、そ ...

法改正

【詐害行為取消の範囲】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第424条の8)

424条は詐害行為取消について記述されていました。この条文では詐害行為であれば取消の請求ができるというものです。では、詐害行為と認められれば無制限に取消が可能なのでしょうか。限界はあるのでしょうか。解 ...

法改正

【詐害行為取消請求の訴訟告知と被告】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第424条の7)

424条の6でも確認したように、詐害行為取消請求では、裁判をする必要があります。この場合民事裁判になりますが、誰を被告とするのでしょうか。 債務者や受益者、転得者がいる場合各所全てを被告にする必要があ ...

法改正

【詐害行為取消の財産返還請求】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第424条の6)

  424条は詐害行為取消権、もう強制執行間近な債務を抱えている債務者が財産を減らそうと他人に贈与したりする場合に取消ができるということでした。 今回は、詐害行為で利益を得た人から返還や償還 ...

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コラム

パワハラ・違法行為の嵐、ブラック企業に就職してしまったらどうする?

社会の大きな問題となっている。ブラック企業ですが、万が一自分が就職してしまったらどうするべきでしょうか。辞めようとしても、親に心配をかけるかもしれません。「3年はいないと転職に不利」と言われているかも ...

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コラム

これもパワハラ?損害賠償請求される?裁判事例から紹介

2020年6月より、パワハラ防止法が施行され、事業主には防止策・対処策の設置が義務化されました。(中小企業は2022年4月より)法の整備により、特にブラック企業などで常態化していたパワハラ(職場内いじ ...

ハラスメント 義務化 防止措置

コラム

ハラスメント防止措置が義務化?企業の義務と対策を解説

2020年6月1日より、職場におけるハラスメント防止対策が強化され、パワハラ防止法が制定され、パワハラ防止措置が義務化されました(中小事業主は2022年4月1日から義務化) 今回は義務化された内容と、 ...

転得者 対する 詐害行為 取消請求 民法改正

法改正

【転得者に対する詐害行為取消請求】民法改正2020年4月1日施行の基本と要所の解説(第424条の5)

詐害行為取消請求は、もう強制執行間近な債務を抱えている債務者が財産を減らそうと他人に贈与したりする場合に取消ができるというものでした。今回はその財産を受け取った人(受益者)がまた、他の人に贈与してしま ...

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